白蝶花

2008年3月24日 読書
ISBN:4103038322 単行本 宮木 あや子 新潮社 2008/02 ¥1,470

今回は購入してみた。
明治〜昭和初期にかけての3代記のオムニバス的作品。

感想はまずまず。
最初の花宵道中ほど荒々しさはなく、しっとりと仕上がってる気がする。
官能部分より、人物の心理描写が巧みに書かれててより小説ぽっく。
(いや、小説なんだけど・笑)

彼女の書く女性達はいつも自分の気持ちにまっすぐに立ち向かっていく、
健気で、弱くて、でも人一倍強い人が多いと思う。
そして、閉ざされた世界からの開放を求め歩みだす、そんな背景が多いと思う。

毎回、新作が気になる作家さんです。

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