たまには本のレビューでも。
本の感想ってあまり得意じゃないんですけど・苦笑
久しぶりに恋愛小説を読んでみた。
まずは、この表紙に惹かれて。
シンプルで重みのある感じがよくて。
本を買うときのきっかけの一つに帯があります。
そこに新潮社、今読みたい作家ランキング1位っていうのにも惹かれました。
結局は乗せられやすいタイプなんです。わたし。笑
内容は輪廻の物語、SF、です。
各セクションごとに絵画がテーマになっていています。
最初はまったく気が付かなかったんですけどね・苦笑
画を題材にこんな物語が描けるなんて・・・さすが物書きさんです。
一組の恋人同士の思いが永遠に続いていく、でも決して結ばれることはない。
なんだか切ない、ラブストーリー、、、なんて思ってたんですけど、
実は・・・
あっ、あまり言うとネタバレになってしまうのでよします。
で、結末まで、何度も前世が関係してくるのです。
こういう、反復しながら流れていく物語好きです。
どういうこと？この話は何の意味を持ってるの？何て興味が惹かれてきますし。
とにかく、ラストがいい！！
あっ、なるほど！そういうことね♪って思わず微笑んでしまいました。
一本の映画を観終わった気がします。
文体が翻訳調？洋書の日本語版を読んでるような雰囲気もこのストーリーに
ぴったりで、一言「ロマンチック」です。
たまにはこーゆー本もいいものですね。
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